大学受験を目指すお子様の保護者の方へ~物理編~

高校物理参考書『高校物理発想法』を出版しました。

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大阪一円で大学進学を目指す高校生、浪人生に物理の家庭教師を行っています。
突然ですが、保護者の方々にお尋ねします。

床の上の物体

図のように、床の上に物体A,Bが並べられていて、左から水平に大きさFの力でAを押すとします。すると、AはBを押しますが、その力の大きさfはいくらでしょうか?

多くの方が、AがFで押されているのだから、当然、AがBを押す力もFだと思われたのではないでしょうか。常識ではそうなるような気がするのですが、正しく物理の理論から考えると違います。

この問題は、新課程の「物理基礎」のかなり最初のほうで習う内容ですが、多くの生徒がここでつまずきます。簡単に説明しますと、Aにはたらく力とBにはたらく力が等しいと考えてはダメなのです。Bにはたらく力は未知だとして、「作用・反作用の法則」と「運動方程式」から導かないといけません。詳しくは「となりの物体にも同じ力が働く?」で解説してあります。

このように物理では常識と異なる理論が出てくることがあります(もちろん常識のほうが間違えているのですが)。こうしたことで多くの生徒がつまずき、そこから独力ではなかなか抜け出せません。学校や塾の先生はひとりひとりの生徒を相手にするわけにはいかないので、どうしても一通りの解説で終わってしまいます。よく言われるように物理は独学が難しいので、そのまま物理はちんぷんかんぷんで終わってしまうということもざらです。

そこで家庭教師の出番というわけです。家庭教師なら一対一の対応ですから、丁寧な指導ができ、生徒のつまずきを初期の段階で取り除くことができます。物理は思考方法が独特でひとりで学習することが難しいので、他の教科に比べて特に家庭教師を選択することが有効だと思います。

ここで私が考える高校物理家庭教師指導の指針を述べておきます。わたしは指導方法を二通り考えています。まず将来理系・物理の道を進むことを考えているようなレベルの高い生徒。このような生徒には自然界で成り立っている法則がどういうもので、それを試験問題にどのように適用していけばよいのか、ときには微分積分を駆使して、原則的に理解できるように指導していきます。そのためには良問をたくさん解くことが必要だと考えます。そうすることで物理の世界の独特な思考方法を身につけることができます。

多くの家庭教師は、レベルの高い生徒への原理的な理解を目指す指導を強調するのですが、私の考えは少し違います。たしかにレベルの高い生徒、将来物理科学者を目指している生徒相手ならそれもいいでしょう。わたしもそういう生徒には原理的に理解させようと努めます。ところが現実はそういう生徒ばかりではないのです。わからない物理を大学進学という目的のために四苦八苦しているという生徒のほうが多いはずです。保護者の方に尋ねますが、中学時代の数学で二次方程式の解の公式は使えてもなぜそれが成り立つか説明できましたか?高校時代、X2の微分が2Xだとわかってもその理由がわかりましたか?わたしが言いたいことは、場合によっては理屈はわからなくても、とにかく使えるということも大切だということです。定義に帰って原則的に理解できることより、とにかく覚えて、基本問題を多くこなすのです。そうして受験問題に対する物理的思考方法を身に着けることです。すると、いつの間にか定義の原則的理解も進むものです。

このように二通り考えているのですが、どちらでも、「良問を多くこなす」、これは共通しています。そうして物理の作法を身につけていってほしいです。

あと、よく「こうすればテストの得点が飛躍的にアップします!」というような学習塾や予備校の文句を目にしますが、わたしが考えるに、物理ではふたつそういう方法があります。それ以外は、そういうことはないと思います。地道に一問一問しっかり進んでいくしかありません。努力以外の近道はないのです。ただ努力するといっても闇雲ではダメです。努力に家庭教師の指導が加われば百人力です。

で、気になられていると思いますが、ふたつの方法とはなんでしょうか?それは「ディメンションを確認する」と「特別な場合を考える」いうことです。今までこれを知らなかった生徒が実践すれば得点UP間違いなしです。これはページを改めて解説します。

物理は独特の思考法を要することから、できる子とできない子の差がつきやすく、そういう意味ではきちんとやれば得点源にできると思います。また、問題ができるようになれば、自然現象を少ない法則できれいに解読でき、やっていて面白くなってくる科目です。

大阪近辺で家庭教師を考えている方、是非一報ください。大阪以外でも大阪近辺なら対応します。大阪の高校物理家庭教師はわたしにおまかせください。

ご連絡は、パソコンでは右の、ケータイでは下の、「高校物理・化学家庭教師にメール」からどうぞ。

 

 

わたくし、大阪の家庭教師が高校物理の参考書を出版しました。

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タイトルは『高校物理発想法~あやふやな理解を明確に~』です。

『§3 v-t図の考え方』より

「物体の運動を考察する際、v-t図を使うと分かりやすい場合があります。v-t図の用い方は知っている人も多いかと思いますが、ひとつ喚起しておきたいことがあります。v-t図を作図せよ」、という設問があったら、それは、「これ以降の設問でv-t図を利用して解けば簡単に解けますよ」という誘導である場合が多い、ということです。物理の入試問題では、いかに出題者の誘導に乗るか、ということもポイントになってきますので、こういうこともしっかり押さえておきましょう。」

このように受験生が本当に必要としている実践的な知識を載せました。

『§4 「エネルギー保存の法則」「運動量保存の法則」の式をたてる際に注意すること』より

「運動量保存の法則は、「内力だけが働く系では、運動量の和が保存する」というものです。ここで運動量はベクトルですから分解することができます。すると、外力が働いていてもそれが一方向を向いていれば、それに垂直な方向は内力だけが働くことになりますから、その方向の運動量は保存します。したがって運動量保存を使うときは、まず働く力全てを内力と外力に区別し、外力が一方向を向いていないか調べることからはじめます。

教科書に載っている法則をただ覚えているだけではダメです。問題を解くとき具体的にどう使うのかまで理解していなくてはいけません。法則の正しい用い方を明確に説明しました。

他の参考書では書いていないような受験生が本当に必要としている事項満載です。

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