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『高校化学 中和滴定』をKindle出版しました。

高校化学 中和滴定 大阪の家庭教師シリーズ

Kindleで拙著『高校化学 中和滴定』を出版しました。

以前にこのページで書いたことをもっと詳しく説明しました。

表紙にも書いてあるように、滴定曲線からの酸が強酸か弱酸かの判断など教科書に載っていないような知識も含まれています。

内容を一部お見せします。

強酸を強塩基で滴定すると中和点のpH7というのは理解できると思います。問題は「弱酸を強塩基で滴定」、「強酸を弱塩基で滴定」の中和点のpH7ではない、中性ではない、という点です。強酸とは水溶液中でH+との結合が弱い酸のことです。よって、HClは水溶液では100%H+Cl-に電離するだけです。それに対して、弱酸は水溶液中でH+との結合が強い酸です。弱酸のH+との結合力とH2OH+との結合力が同程度なのです。よってCH3COO-は水溶液中でH2OからH+を奪い取ろうとします。Cl-H+との結合力が弱いためH2OからH+を奪うことはまったくできないわけです。CH3COOHNaOHで滴定すると、中和点でCH3COO-がたくさん生じています。このCH3COO-H2OH+の綱引きをし、一部がH2OからH+を奪い取り、次の平衡状態になるのです。

CH3COO-+H2OCH3COOH+OH-

このようにして水溶液中にOH-が生じているため、中和点のpH7より大きくなり、ジャンプ域はpHが大きい側にズレ、狭くなります。

目次

はじめに

中和滴定に必要な酸・塩基の基本事項

中和滴定の理論

pHについて

中和滴定曲線

弱酸か強酸か、弱塩基か強塩基か

指示薬の選び方

Na2CO3の滴定、Na2CO3+NaOHの滴定

NH3の定量

CO2の定量

標準溶液

実験器具

式に価数を書く

興味のある方は是非手にしてみてください。

 

『高校化学 気体の製法の理論を整理すると』『高校化学 熱化学方程式の問題の解き方』発売中。kindle出版です。

高校化学でさまざまな気体の製法を学びますが、その理論をあまり整理せずに、雑然と覚えている人が多いような気がします。本書ではそれらをキチンと整理します。

高校化学の熱化学方程式の問題は、場当たり的に解くのではなく、整理して系統的に解くべきです。それをまとめました。

わたくし、大阪の家庭教師が高校物理の参考書を出版しました。

タイトルは『高校物理発想法~あやふやな理解を明確に~』です。

『§3 v-t図の考え方』より

「物体の運動を考察する際、v-t図を使うと分かりやすい場合があります。v-t図の用い方は知っている人も多いかと思いますが、ひとつ喚起しておきたいことがあります。v-t図を作図せよ」、という設問があったら、それは、「これ以降の設問でv-t図を利用して解けば簡単に解けますよ」という誘導である場合が多い、ということです。物理の入試問題では、いかに出題者の誘導に乗るか、ということもポイントになってきますので、こういうこともしっかり押さえておきましょう。」

このように受験生が本当に必要としている実践的な知識を載せました。

『§4 「エネルギー保存の法則」「運動量保存の法則」の式をたてる際に注意すること』より

「運動量保存の法則は、「内力だけが働く系では、運動量の和が保存する」というものです。ここで運動量はベクトルですから分解することができます。すると、外力が働いていてもそれが一方向を向いていれば、それに垂直な方向は内力だけが働くことになりますから、その方向の運動量は保存します。したがって運動量保存を使うときは、まず働く力全てを内力と外力に区別し、外力が一方向を向いていないか調べることからはじめます。

教科書に載っている法則をただ覚えているだけではダメです。問題を解くとき具体的にどう使うのかまで理解していなくてはいけません。法則の正しい用い方を明確に説明しました。

他の参考書では書いていないような受験生が本当に必要としている事項満載です。

詳しくはこちらをどうぞ