平成30年センター試験物理、化学

平成30年1月13日、14日にセンター試験が実施されました。

みなさん実力を発揮できましたか?

物理と化学の問題を概観します。

物理は、全体的に難問はなく、平均的な難易度の問題だと思います。

平成27年受験生から出題範囲となった原子の範囲は今年も選択によって避けることができました。

その問題の選択肢に素粒子の知識が含まれています。初めての出題です。

しかし、選択肢の中に、核子が結合すると質量欠損が生じる、という比較的正誤の判別しやすいものがあるので、素粒子の知識がなくても正解できたと思います。

あと、正しいグラフを選択する問題が多かったです。

センター試験は、今後、たんなる暗記知識より実際的、実践的なことを問う方にシフトするようなので、グラフ選択などの実際的な問題が増えていく傾向だと思われます。

毎年、私がチェックしている、選択肢のディメンションが統一されていない問題ですが、

第2問の問2が、選択肢が8個で、その内正答と同じディメンションの選択肢は2つでした。

第2問の問4が、選択肢8個の内、ディメンションの適合する選択肢は3つです。

今年はこの2問が選択肢のディメンションが統一されていない問題でした。

毎年1問くらい、トリビア的な問題が出題されているのですが、今年はありませんでした。

 

化学も、難問はあまりなかったです。

第1問の問6で、過冷却の知識が問われていて、それはやや難しかったかもしれません。

計算問題では、第1問の問5の、モル濃度を質量モル濃度に変換する問題がやや難。

第3問の問5の、水和水を含む結晶の化学式を求める問題も計算が面倒だったかもしれません。選択肢の、nが4か5か7から逆算したほうがよいのかもしれません。

毎年の化学の知識事項の選択問題で感じることは、選択肢になかにあまり高校ではメジャーでないような難しい選択肢が含まれている場合、他の選択肢の正誤が明白であったり、消去法でわかるようになっていたり、するということです。

今年でいえば、第3問の問1は、酸化チタンが触媒として働いて、窓ガラスに塗られていると汚れにくい、という選択肢は「?」でしょう。しかし、ルビーやサファイアが酸化マグネシウムという明らかに誤っている選択肢(酸化アルミニウムが正しい)があるので、酸化チタンに関する知識がなくても正解できます。

第5問の問2も、高分子化合物にハロゲンを添加すると電気伝導性を示す、という知識がなくても、アミロースがヨウ素デンプン反応を示すのは当たり前なので、正解できます。

物理では、選択によって原子の問題を回避することができるのですが、化学の高分子は昨年から必須問題に格上げされています。

 

各自、自己採点したと思いますが、成績が良かった人も悪かった人も、もう済んでしまったことは変えることができません。慢心もあきらめもせず、きっぱりと前向きな方向に切り替えて、最後までゴール目指して駆け抜けてください。

ガンバレ!!

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