『高校物理発想法』の内容紹介

『高校物理発想法』の内容の一部を紹介します。

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「エネルギーはどれだけ減少したか?」と聞かれると、正で答えたらいいのか負で答えたらいいのか、はじめとおわりのどちらからどちらを引いたらいいのか、混乱したりします。こういう場合、分かりやすい具体例・イメージで考えてみる、という方法が有効です。

「減少量がいくらか?」と聞かれて、どちらからどちらを引けばよいのか分からなくなった場合。そういう時は、5から2に変化したら減少量は5-2で3だ、ということは減少量を求めるにはじめからおわりを引けばよいのだ」などと考えます。「W1からW2への減少量」と聞かれてわからなかったとしても、「5から2」ならすぐわかりますね。

「波長λの光の干渉縞ができている。光の経路差0の明線を1本目と数えて、n本目の明線の位置では経路差はいくらか」これなどはいわゆる植木算なわけですが、「植木算の公式は○○○だから・・」などと考えるよりは、簡単な具体例を考えたほうがずっと良いです。「2本目の明線では経路差λ、3本目の明線では経路差2λ、4本目では3λ・・・ということはn本目だったら経路差は(n-1)λ」と類推できます。

とっつきにくい状況は、分かりやすい具体例・イメージに置き換えて考えるとよいでしょう。

 

以上、拙著『高校物理発想法』からコラムを引用しました。

どうでしょうか、このように発想に困ったときどう考えればよいのか、ということを教えてくれる参考書はなかなかないのではないでしょうか。わたしは『高校物理発想法』は唯一無二のものだと自負しています。興味を持たれた方はぜひ手に取ってみてください。

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